色素レーザー(英語でダイレーザー)は、血管病変、赤あざ等を治療するときに使用される代表的なレーザーです。「Vビーム」は、米国キャンデラ社の色素レーザーの商品名です。
従来の色素レーザーとの違いは、DCD(Dynamic Cooling Device)と呼ばれる皮膚冷却システムが装備されている点です。レーザーが照射される直前に、照射部位に冷却ガスを当て、皮膚を冷やしてから、レーザーが照射されます。レーザー照射時に生じる熱による合併症を大幅に減らすことができました。
区別する意味で、多くの施設で、商品名で呼ばれるレーザーです。他の種類のレーザーは、商品名で呼ばれことは多くありません。
平坦なあざは、色が濃くてもコンシーラーやメディアカルメイクで隠すことができます。合併症で瘢痕を作ってしまうと、凹凸が見えてしまい、隠すことができなくなってしまいます。合併症が少ないと言うことは重要なポイントです。